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ローズヒップ

timelesz てら🩵聡ちゃん💚推し強め!
でも…箱推し💜❤💛🤍🩷🎽
動画作成は未経験です💦
最近…小説も書き始めてみました📖
@terachan

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予定が入るとすぐに疑う嫉妬深い寺西拓人…でも自分はすぐ予定変更するのに…って妄想w #嫉妬深い寺西拓人妄想 #BEEMOAI ##timelesz #寺西拓人

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守り続けるから 💜❤💚🩵🎽🩷💛🤍 #timelesz#timeleszへ#timeleszに届け

21 いいね 21投稿から12時間34分後
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長いです… 💜❤💚🩵🎽🩷💛🤍 私達secondzが見てきた8人は真実。 ネットやSNSの情報は信じないよ。 timeleszの声だけを信じてる。 これからもまだまだ茨の道かもしれないけど、ずっとtimelesz8人を応援し続けるよ。 timeleszにはsecondzがついてる。 secondzを舐めてもらっちゃ困る!!! ここからが正念場 💜❤💚🩵🎽🩷💛🤍 #timelesz#timeleszへ#大好きな推しへ届け

641 いいね 641投稿から26時間後
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2026.09.24 11:38 時点 暫定・あと13日で確定 投稿から26時間後
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4,110 4,110回再生 投稿から6日1時間36分後(145時間)(2026.09.24 11:38時点で取得) 暫定・あと8日で確定

やっぱり…この曲がぴったりな気がした… #ラストノート#赤い糸コブクロ #timelesz #寺西拓人

144 いいね 144投稿から6日1時間36分後
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2026.09.24 11:38 時点 暫定・あと8日で確定 投稿から6日1時間36分後(145時間)
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君以外何もいらない🩵 #timelesz #寺西拓人 #あなた以外何もいらない

68 いいね 68投稿から7日18時間13分後
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あなたの笑顔が1番かっこいい🩵 #timelesz #寺西拓人 #あなたの笑顔が1番かっこいいのよ

240 いいね 240投稿から18日15時間59分後
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全く手の届かない人に…恋したんだよね🩵 #timelesz #寺西拓人

82 いいね 82投稿から19日3時間48分後
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好きなの… #timelesz#寺西拓人

238 いいね 238投稿から19日20時間42分後
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2026.09.24 11:38 時点 確定待ち 投稿から19日20時間42分後(476時間)
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最近の拓人は、ずっと忙しい。 朝、私がまだ眠っているうちに仕事へ行き、 夜、私が眠ってから帰ってくる。 『行ってきます』 その声を聞くこともない。 『ただいま』 その声を聞くこともない。 私たちが顔を合わせるのは、ほんの一瞬。 それも――お互いの寝顔だけ。 最初は、それでも平気だった。 やっと、やっと夢だったアイドルになれた拓人。 その姿を一番近くで応援できることが嬉しかった。 忙しいのは当然。 仕事が増えることも、 テレビに出ることも、 雑誌に載ることも。 全部、拓人が頑張ってきた証だから。 だから私は、 「無理しないでね」 「今日も頑張って」 「帰ってきたらちゃんとご飯食べてね」 そんなメールを送る。 拓人からも、1日に何度かメールがくる。 『今から撮影!』 『終わったー!』 『〇〇、ちゃんとご飯食べた?』 『今日も遅くなりそう。ごめん』 短いメール。 でも、それだけで嬉しかった。 ……はずだった。 * ある日の夜。 仕事から帰ってきて、玄関の電気をつける。 「……ただいま」 当然、返事はない。 拓人はまだ帰ってきていない。 鞄を置いて、着替える。 冷蔵庫を開ける。 自分の分の夕飯を取り出して、 そして―― 拓人の分を作る。 「……今日は何食べるかな」 そんなことを考えながら料理をする。 出来上がったら、拓人の分はラップをして冷蔵庫へ。 メモを置く。 『レンジで温めて食べてね』 それだけ。 お風呂に入って、 髪を乾かして、 少しだけNetflixを見る。 録りためていたドラマを一本。 気づけば眠くなっている。 「……寝よ」 ベッドに入る。 いつものように、拓人の帰りを待たずに眠る。 そして朝。 目を開けると、隣に拓人がいる。 ……眠っている。 疲れているんだろう。 髪が少し乱れていて、 無防備な寝顔。 私はそっと布団から出る。 拓人を起こさないように支度をして、仕事へ向かう。 「行ってきます」 小さく呟く。 眠っている拓人に聞こえるはずもない。 そんな毎日。 そんな繰り返し。 * ある日の夜。 何気なくスマホを見ていた。 拓人が出演しているドラマの公式SNS。 そこには、共演している女優さんとの動画が上がっていた。 二人で笑っている。 楽しそうに話している。 肩を寄せて、 自然に笑い合っている。 「……」 胸の奥が、少しだけ痛んだ。 別の日。 雑誌の撮影。 モデルさんとの絡み。 距離が近い写真。 拓人が笑っている。 「……楽しそう」 自分でも驚くくらい、小さな声が出た。 スマホを伏せる。 「……私、何してるんだろ」 今までなら、 「拓人かっこいい!」 って笑っていた。 「こんな仕事できるようになったんだ!」 って喜んでいた。 なのに。 いつからだろう。 そんな写真を見るたびに、 胸がざわざわするようになったのは。 拓人は悪くない。 仕事なんだから。 分かってる。 分かっているのに―― 「……私、最近……拓人の隣にいる意味あるのかな」 ぽつりと呟いた。 涙が一粒落ちる。 「やっと……やっとデビューできたのに」 ずっと応援してきた。 拓人が夢を叶える瞬間を、 ずっと一番近くで見ていたかった。 なのに。 今の私は―― 一人でご飯を食べて、 一人でお風呂に入って、 一人でテレビを見て、 一人で眠る。 拓人と一緒に暮らしているはずなのに。 「……一人みたい」 その言葉を口にした瞬間、 涙が止まらなくなった。 「私……何してんだろ」 そして、ふと思ってしまう。 「こんな私が……拓人の側にいて」 「拓人が……私でいいわけないよね」 * ――拓人Side―― 最近、本当に〇〇との時間がない。 帰ったら〇〇は寝ている。 起こさないように静かに布団に入る。 ただ、寝る前にいつもすることがある。 隣で眠る〇〇の寝顔を見る。 『……かわいい』 そして、おでこにキスをする。 それが、今の拓人の楽しみだった。 毎日帰ったら何も言わずに、 食べるかどうかも分からない俺のご飯まで作ってくれている。 冷蔵庫を開ければ、 ちゃんと俺の分が入っている。 小さなメモまで添えてある。 『レンジで温めて食べてね』 『……本当、奥さんみたいじゃん』 思わず笑ってしまう。 『俺、めちゃくちゃ幸せな奴だよな』 誰もいないキッチンで、そう呟く。 今、拓人にはずっと考えていることがあった。 だから仕事をめちゃくちゃ詰め込んでいる。 少しまとまった休みを作るため。 『〇〇と旅行、行きたいんだよな』 絶対に行く。 いつも何も言わずに支えてくれている〇〇を、 どこかに連れて行ってあげたい。 ゆっくりしてほしい。 そして―― 『俺も〇〇に甘えたい』 考えただけで、顔が緩む。 『あぁー……考えただけでニヤニヤが止まんない』 でも。 ふと、寂しくなる。 『……最近、ちゃんと話せてないんだよな』 * 数日後。 久しぶりに、二人の休みが重なった。 仕事を終えた拓人は、急いで家へ帰った。 玄関を開ける。 『ただいま!』 「……おかえり」 〇〇はリビングにいた。 でも―― 笑っていない。 『〇〇?』 「……なに?」 『今日、起きてたんだ』 「うん」 久しぶりに顔を合わせたのに、 なんだか空気が変だった。 『……どうした?』 「別に」 『別にって顔じゃないじゃん』 「……拓人こそ」 『え?』 しばらく沈黙が続く。 そして〇〇が、小さく口を開いた。 「……拓人」 『ん?』 「私……もう必要ない?」 『……は?』 拓人の顔から笑顔が消えた。 『なんでそんなこと言うの?』 「だって……」 涙が溜まる。 「拓人は毎日頑張ってて」 「テレビでも雑誌でも、いろんな女の人と楽しそうにしてて……」 「私は……家で一人でご飯作って、一人で寝て……」 「メールはくれるけど……」 声が震える。 「私、拓人の寝顔しか見てない」 拓人は何も言わなかった。 「こんな生活が続いて……」 「私、いつの間にか……拓人に置いていかれたみたいな気持ちになってた」 『……〇〇』 「拓人が夢を叶えたことは嬉しい」 「今だって、誰より応援してる」 「でも……」 涙が頬を伝う。 「私も……拓人に会いたかった」 その瞬間。 拓人が〇〇を抱きしめた。 『……ごめん』 「……拓人?」 『ごめん。俺、〇〇がそんなふうに思ってるなんて……全然気づかなかった』 強く抱きしめる。 『俺さ』 『仕事頑張って、休み作って、〇〇と旅行行こうって思ってた』 「……え?」 『〇〇にゆっくりしてほしくて』 『いつも俺のこと支えてくれてるから』 『俺も〇〇に甘えたくて』 〇〇は何も言えなかった。 『でも……』 拓人は少しだけ身体を離して、〇〇の顔を見る。 『一番大事なこと忘れてた』 「……?」 『旅行に行くことより』 『仕事を頑張ることより』 『俺が〇〇に、ちゃんと好きって伝えること』 「……」 『俺、毎日寝顔見てる』 『寝る前におでこにキスするのも、毎日の楽しみ』 『冷蔵庫に俺のご飯が入ってるの見るたびに、幸せだなって思ってる』 『なのに……』 苦しそうに笑う。 『それ、本人に一回も言ってなかった』 〇〇の涙がまた落ちる。 「……バカ」 『うん』 「私、ずっと不安だった」 『うん』 「拓人が遠くに行っちゃった気がして……」 『行かないよ』 即答だった。 『どれだけ仕事が忙しくなっても』 『どれだけ有名になっても』 『俺が帰りたい場所は、〇〇がいるところだから』 〇〇は拓人の胸に顔を埋めた。 「……ほんと?」 『ほんと』 「女優さんとか……モデルさんとか……」 『仕事です』 「……でも嫌だった」 『うん』 「嫉妬してもいい?」 『もちろん』 拓人が笑う。 『むしろ、ちょっと嬉しい』 「なんで?」 『〇〇が俺のこと好きなんだって、改めて分かったから』 「……もう」 『でも俺も嫉妬するからね』 「え?」 『〇〇が一人で寂しくしてた時間、俺じゃなくてNetflixが相手だったんでしょ?』 「……そこ?」 『そこ大事』 「ふふっ」 久しぶりに、二人で笑った。 * その夜。 二人は久しぶりに、同じ時間に布団へ入った。 「なんか……変な感じ」 『何が?』 「こうやって起きてる拓人を見るの、久しぶり」 『俺も』 「いつも寝てるもんね」 『〇〇もね』 二人で顔を見合わせる。 そして拓人が、〇〇の額にキスをする。 『これ、毎日してた』 「……知ってた」 『え?』 「寝ぼけてるとき、なんとなく分かってた」 『じゃあ起きてればよかった』 「恥ずかしいじゃん」 『今は?』 「……ちょっとだけ」 『じゃあ――』 今度は額じゃなく、そっと唇を重ねる。 離れたあと、拓人が笑う。 『やっぱり、寝顔よりこっちがいい』 「私も……」 〇〇が小さく笑った。 「寝顔だけじゃなくて、ちゃんと顔見たい」 『じゃあ、これからはちゃんと見る時間作ろう』 「うん」 『忙しくても、5分でも10分でも』 『一緒にご飯食べよう』 「うん」 『一緒にテレビ見よう』 「うん」 『……あと、旅行も行こう』 「え?」 拓人がスマホを取り出す。 『実はもう予約しようと思ってた』 「本当に?」 『本当に』 「どこ?」 『それはまだ秘密』 「えー!」 久しぶりに聞く、〇〇の楽しそうな声。 拓人はその声を聞きながら思った。 仕事が忙しくなることも、 夢が大きくなっていくことも、 これからきっとたくさんある。 すれ違う日もある。 寂しくなる日もある。 それでも。 言葉にしなければ伝わらないことがある。 そして―― 離れそうになったときこそ、 ちゃんと手を伸ばせばいい。 『〇〇』 「ん?」 『俺、これからもっと忙しくなるかもしれない』 「……うん」 『でも』 ぎゅっと手を握る。 『〇〇を置いていったりしないから』 「……私も」 『ん?』 「拓人の夢、ずっと一番近くで応援する」 『……ありがとう』 「だから拓人も、たまには私のこと一番にしてね」 『もちろん』 「約束?」 『約束』 指を絡める。 二人の間に、もう隙間はなかった。 * 翌朝。 拓人が目を覚ますと、隣で〇〇が眠っている。 いつもの寝顔。 けれど今日は―― 「……おはよ」 〇〇が目を開ける。 『おはよう』 二人で笑う。 『やっと顔見れたね』 「うん」 『今日、何する?』 「一緒に朝ごはん食べよ」 『いいね』 そんな当たり前の会話が、 今は何より幸せだった。 #timelesz #寺西拓人 #なかった想い出 #寺西拓人で妄想

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どんな時も隣がいい… #timelesz#寺西拓人#なかった想い出

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#timelesz#寺西拓人#なかった想い出 #Backnumber日曜日

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『どういうこと……?』 拓人は、まだ状況を整理できていないようだった。 私はゆっくり身体を起こした。 「えっと……」 一つずつ話した。 昨日の出向の話。 風磨が推薦してくれたこと。 その直後に拓人から「俺達ちゃんと距離置こう」と言われたこと。 風磨の支社へ四ヶ月出向する話。 遠距離への不安。 眠れなかったこと。 そして、会社で倒れたこと。 全部。 拓人は黙って聞いていた。 『……その風磨さんって』 「うん」 『〇〇の……何?』 「え?」 『いや……そうじゃなくて』 拓人は言葉を探している。 『普通……じゃないよな。二人の距離っていうか……雰囲気っていうか』 「あぁ……」 私は小さく息を吐いた。 「元カレ」 『……』 「異動のときに、私が遠距離は無理で……別れた」 『……そうだったんだ』 「ごめん。言ってなくて」 拓人の顔が少し曇る。 『……何か言われた?』 「なんで?」 『俺が帰ってきたとき……あいつ、お前にキスしようとしてた』 「……え?」 『ちゃんと言って』 「……」 『何にもないわけないだろ』 私は黙った。        そして、正直に話した。 「出向の推薦をしたのも風磨なの」 『……』 「昔別れたことを後悔してるって」 『……』 「だから、四ヶ月で全力アピールして私を落とすって。本気でいくからって…」 拓人の顔が固まった。 『……は?』 「でも……」 私は俯いた。 「俺達ちゃんと距離置こうって言われて……そのあと風磨の支社へ四ヶ月出向する話があって」 声が震える。 「ちょうどいいのかもって思った」 『……』 「でも……四ヶ月も拓人と離れたことないから」 涙が滲んだ。 「そのまま別れるしかないのかなって思ったら……辛くて…苦しくて」 拓人は黙っている。 「拓人、最近忙しいし……いつ話そうってずっと考えてた」 しばらくして。 『……ごめん』 「え?」 『俺、何も知らなかった』 拓人が俯く。 『自分の気持ちしか考えてなかった』 「……」 『最近、ちゃんと〇〇と向き合えてなかった』 私は黙って聞いていた。 『〇〇なら言わなくてもわかってると思ってた』 少し苦しそうに笑う。 『でも……言葉にしないと伝わんないよな』 「……うん」 拓人が少し間を置いて、私を見る。 『……〇〇は、どうしたい?』 「え……?」 『出向のこと』 私は俯いた。 「……仕事としては、行ってみたい」 『うん』 「風磨が推薦してくれたからとかじゃなくて……ちゃんと仕事を見てもらって、私自身を評価してもらって選んでもらえたことが嬉しかったの」 拓人は黙って頷く。 「だから……行きたい気持ちはある」 「でも……」 私は少しだけ言葉に詰まった。 「拓人と離れるのが怖い…」 『……うん』 「拓人忙しいから…どんどん連絡取れなくなって…今より距離がもっと出来ちゃうんじゃないかって…」 『…うん…』 私は涙を拭った。 「そのまま…別れる事になるんじゃないかって」 「遠距離も…正直怖い」 『……そっか』 「……うん」 少し沈黙が流れる。 「昔ね…遠距離になった人と、最初はちゃんと連絡取ってたの。でも、だんだん連絡が減って……最後には好きな人ができたって言われて別れたの」 「それが一回じゃなかったから……」 「だから、離れたらまた同じことになるんじゃないかって……怖い」 拓人はしばらく黙っていた。 そして、私の手を握った。 『俺は、そんなことしない』 「……」 『忙しくて話せない日があっても、連絡はする』 『毎日する』 「……」 『テレビ電話だってする』 『〇〇が寂しいって言ったら、何時だろうが話す』 私は少し笑った。 「……本当に?」 『本当』 「…何時でも?」 『何時でも』 そして拓人は、私の目を真っ直ぐ見た。 『俺は〇〇にどうしてほしいかじゃなくて……〇〇がどうしたいのかを聞きたい』 「……」 『出向、行きたいんだろ?』 私は小さく頷いた。 「……うん」 『じゃあ……行ってこい』 「……拓人」 『俺も忙しくて、なかなか会いに行けないけど、連絡はちゃんと毎日するし、テレビ電話もする』 『〇〇が会いたい時は車飛ばして会いに行くから』 そして、優しく笑った。 『だからさ、出向……行ってこい』 「……うぅ……でも怖い……」 拓人がそっと私を包み込むように抱きしめる。 『大丈夫』 腕の中が暖かい。 『俺は何があっても〇〇のこと好きだし、離す気ないから』 「……本当に?」 『本当』 「……うん」 しばらくその腕の中で泣いた。     『……ってか』 拓人が私の顔を見る。 『お前、鼻水やべーから』 「……え?」 『ほら、拭け』 「もう……!」 拓人が笑う。 『まぁ……そんな顔も大好きなんだけどな』 「……っ」 不意打ちのキス。 「ちょっと……!」 「////」 『////』 ぎゅーーっと抱きしめてくれる拓人の腕の中は、安心感でいっぱいだった。 * それから四ヶ月。 風磨は、私のいる支社で仕事をしながら、以前と変わらない真っ直ぐな気持ちを向けてきた。 けれど私は、拓人との約束を胸に、仕事に向き合った。 そして―― 四ヶ月後。 風磨の出向期間が終わる頃、正式に辞令が出た。 今度は私が―― 風磨のいる支社へ、四ヶ月間出向することになった。 「……本当に行くんだ」 そう思うと、胸の奥が少しだけざわついた。 風磨と同じ支社。 四ヶ月間。 そして拓人とは、遠距離になる。 それでも―― 私は決めた。 仕事をしに行く。 そして、拓人を信じる。 翌日。 私は会社で、正式に四ヶ月の出向へ行くことを伝えた。 帰り際。 「〇〇」 呼び止めたのは風磨だった。 [ちゃんと話したんだな?] 「うん」 私は笑った。 「大丈夫!」 風磨は少し寂しそうに笑った。 [そっか……] そして、 [じゃ…俺も本気でいくから] 「……え?」 [これからまだ四ヶ月あるからな] 「ちょっと……!」 その瞬間。 後ろから、ぎゅっと抱きしめられた。 「……え?」 振り返る。 拓人だった。 『絶対離す気ないんで』 風磨が目を丸くする。 [え?……彼氏?] 『はい』 拓人は私を抱きしめたまま、風磨を見る。 『本気で来ても、入る隙ないよ?』 不意打ちのキス。 「ちょっ……拓人!」 「////」 風磨は一瞬ぽかんとしたあと、笑った。 [……やば] そして、 [ちょっと燃えてきたかも] 『……は?』 [まあ、頑張るわ] 『……負ける気ないんで』 「いや、だから何の勝負なの!?」 二人を交互に見ながら、私は顔を真っ赤にする。 「……なにこれ」 拓人が私の手を取った。 『ほら、帰るぞ』 「え?」 『俺のだから、連れてく』 「////」 風磨が笑う。 [はいはい。] その声を背中に聞きながら、私は拓人の隣を歩いた。 これから四ヶ月。 風磨のいる支社で働く。 拓人とは離れて暮らす。 不安もある。 怖くないと言えば、嘘になる。 それでも―― ちゃんと言葉にしてくれた。 ちゃんと向き合ってくれた。 そして何より。 『何があっても…好きだし離す気ない』 その言葉が、胸の奥に残っていた。 過去には、過去にしかない思い出がある。 忘れられなかった人もいる。 けれど今、私の手を握っているのは―― 拓人だった。 その手を、私もぎゅっと握り返した。 四ヶ月の距離は、 二人の関係を壊すための距離じゃない。 きっと―― もっと強くするための距離になる。 そう思えた。 「拓人」 『ん?』 「……大好き」 『……急に言うなよ』 「なんで?」 『嬉しすぎて顔に出るから』 「ふふっ」 『……でも俺も』 少し照れながら、拓人が笑った。 『大好き』 その言葉を聞いた瞬間。 私は、もう一度だけ強く手を握った。 四ヶ月後。 どんな未来が待っているのかは、まだわからない。 でも今は―― この人と一緒に、その未来を見に行きたい。 そう思った。。 #timelesz #寺西拓人 #菊池風磨 #妄想シリーズ #なかった想い出

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私は一睡もできなかった。 「俺達ちゃんと距離置こう」 「四ヶ月の出向」 その二つが頭の中を何度も何度も回っていた。 朝。 ほとんど眠れないままシャワーだけ浴びて、会社へ向かった。 [……おい] 出社してすぐ、声をかけてきたのは風磨だった。 [おはよう] 「おはよう。昨日はありがとう」 [なんかあった?] 「え?」 [なんかあった顔してる] 私は苦笑した。 「なんかは……あった。でも、ちょっと色々考えてて眠れなくて」 風磨の顔が曇る。 [お前が眠れないなんて、よっぽどだろ] 「でも大丈夫」 [仕事、無理すんなよ。体調悪かったら早退しろ] 「ありがとう」 午前中。 仕事がまったく頭に入らなかった。 資料を見ても、文字が頭を通り抜けていく。 拓人… 出向… 四ヶ月… 別れる… 風磨… 考えれば考えるほど、頭の中がいっぱいになっていった。 昼休み。 いつもより早めに休憩室へ行って、少しだけ食べた。 そして―― 急激な眠気に襲われた。 「……眠い」 机に突っ伏した。 そのまま、私は眠ってしまった。          [……おい] 誰かの声がする。 [〇〇?] 「……ん……」 [寝てんのかよ] 風磨だった。 私の向かいに座っている。 [変わんないなぁ……] 風磨は小さく笑った。 [なんでも一生懸命なの。手抜けないとこ] そして、ぽつり。 [……俺にすればいいのに] 「ん……?」 私はゆっくり顔を上げた。 「あれ……風磨?」 [お前、こんなとこで寝てんなよ] 「ごめん……食べたら睡魔に襲われた笑」 風磨が笑う。 [やっぱり、お前は笑ってる方がいいんだよ] そう言って、私の頭をくしゃくしゃと撫でた。 「ちょっと、やめてよ」 [ほら] 風磨が差し出したのは―― いちごミルク。 「……え?」 [飲め] 「覚えてるんだ……」 [当たり前じゃん] 風磨は笑った。 [一応、元カレですから] 「ふふ……」 一瞬だけ、昔に戻ったような気がした。 けれど―― 立ち上がろうとした瞬間。 「……あれ?」 視界がぐるっと回った。 「あっ……」 身体に力が入らない。 あ……倒れる…… [〇〇!?] 風磨の声を最後に、意識が途切れた。 * 目を開けると、見慣れない天井があった。 「……ここ……」 医務室。 右手に、暖かい感触。 見ると、風磨が私の手を握っていた。 [おい。大丈夫か?] 「……風磨?」 [お前、倒れたんだよ。俺がいたから医務室連れてきた] 「……ごめん」 [謝んな] 風磨の声が少し強くなる。 [無理すんなって言ったろ?] 「……寝てなかったからだよね」 涙がこぼれた。 「だめだなぁ……私」 「考えても考えても……答えが出ない」 風磨は何も言わなかった。 ただ、 [何も言うな] そう言って、私の頭を撫でた。 その手は―― あの頃と変わらなかった。 暖かくて。 優しくて。 懐かしい。 しばらく泣いたあと、風磨が言った。 [もう帰っていいって] 「……うん」 [荷物も持ってきた] そして、 [家まで送る] タクシーで家へ向かった。 部屋に入ると、 [ちゃんと寝るまで絶対見届けるから] そう言って、風磨は私をベッドへ寝かせた。 「……ありがとう」 安心したのか、また眠気が襲ってくる。 [おやすみ] 風磨の声を聞きながら、私は眠りに落ちた。 * しばらくして。 風磨は近くのドラッグストアへ向かった。 栄養ゼリー。 栄養ドリンク。 必要そうなものを買って戻ってくる。 そして、眠っている私の顔を見つめた。 [……寝顔も変わってねぇな] 思わず笑う。 昔と同じ。 無防備な寝顔。 風磨は、ゆっくり顔を近づけた。 あと少し―― そのとき。 『……え?』 ドアの方から声がした。 『誰?』 風磨が振り返る。 そこに立っていたのは―― 拓人だった。 『……何してんの?』 風磨はすぐに距離を取った。 [あ、私は〇〇さんの会社の者で……] 『いや……今、キスしようとしてたよな?』 [……] 『……』 その声で私は目を覚ました。 「ん……?」 ぼんやりと目を開ける。 「風磨……?」 そして、 「……え?」 そこに拓人がいる。 「拓人……?なんで?」 『中空きだから。一旦帰ってきた』 「あっ……」 「この人、会社の同期で……私が仕事中倒れたから送ってきてくれたの」 『……倒れたって…大丈夫なの?』 「うん……」 風磨が口を挟んだ。 [いや、大丈夫じゃねーだろ] 「風磨、やめて」 『……どういうこと?』 風磨は拓人を見た。 [こいつ、出向の話があるんだよ] 「……」 [そんな時に、お前と喧嘩して俺達ちゃんと距離置こうって言われて、悩んで寝てなくて倒れたんだよ] 『……』 [彼氏なのに、何も知らねーのな] 「風磨!」 [こいつの気持ちも、ちゃんとわかってやれよ] そして―― [そんなんじゃ、俺、盗っちゃうけど?] 『……え?』 風磨は静かに言った。 [とりあえず、今日は帰る] 私を見る。 [俺のことは置いといていいから。ちゃんと話せよ] 「……うん」 [ゆっくり休め] そう言って風磨は部屋を出ていった。 玄関のドアが閉まる。 静寂。 拓人が私を見る。 『……どういうこと?』 #timelesz #寺西拓人 #菊池風磨 #妄想シリーズ #なかった想い出

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その夜は、いつもなら笑って終わるはずだった。 些細なことだった。 仕事が忙しくて、最近なかなかちゃんと話せていないこと。 お互い疲れていて、ちょっとした言葉が引っかかったこと。 気づけば、いつもなら飲み込むような言葉まで口から出ていた。 『……もう、俺たち少し距離置いた方がいいんじゃない?』 その言葉を聞いた瞬間、胸の奥がズキッと痛んだ。 「……わかった」 本当は、わかってなんかいなかった。 でも、それ以上何か言ったら、もっと傷つけ合ってしまいそうで。 その夜は、別々の部屋で眠った。 ……眠れなかった。 翌朝。 重たい身体を引きずるように会社へ向かった私は、いつものように朝礼へ向かった。 「それでは、今日から四ヶ月間、△△支社から出向してきてもらうことになった風磨くんです」 その名前を聞いた瞬間。 心臓が、大きく跳ねた。 顔を上げる。 そこに立っていたのは―― 「……風磨?」 昔、付き合っていた人だった。 風磨は一瞬驚いた顔をしたあと、少しだけ目を細めて笑った。 [お久しぶりです。今日から四ヶ月、お世話になります] 何事もなかったように挨拶をする風磨。 けれど私は、頭の中が真っ白だった。 どうして……? 風磨は、△△支社へ異動していた。 あのとき。 遠距離恋愛になることが決まって、私は言った。 「私、遠距離……無理だと思う」 風磨は何も責めなかった。 ただ、 [……そっか] そう言って、私の気持ちを受け入れた。 それから、私たちは別れた。 嫌いになったわけじゃなかった。 だからこそ、時間が経っても、どこか心の奥に残っていた人だった。 朝礼が終わると、 「〇〇さん、風磨くん。ちょっといいかな」 支店長に呼ばれた。 向かった先は、会議室。 「実は、風磨くんの支社で急遽欠員が出てね」 支店長が話し始める。 「風磨くんがこっちで引き継ぎして、そのまま一緒にあっちで四ヶ月間、応援に行ってくれる人を探しているんだ」 嫌な予感がした。 「そこで……〇〇さんにお願いしたいと思っている」 「……私ですか?」 「以前の仕事ぶりももちろんだけど、今の活躍、それから周囲との関係性や人柄も含めてね」 隣に座る風磨が、静かに口を開いた。 [俺が推薦しました] 「……え?」 [〇〇しかいないと思ったから] 真っ直ぐな目だった。 昔と変わらない。 その視線に、一瞬だけ胸がざわついた。 「少し……考えさせてください」 そう答えて、私は会議室を出た。 昼休み。 休憩室で遅めの昼食を食べていると、 [……おい] 肩をポン、と叩かれた。 「わっ……風磨?」 [久しぶり] 風磨は向かいの席に座った。 [いきなりあんな話、ごめんな] 「ううん……」 [でもさ] 風磨は少し照れたように笑った。 [絶対、〇〇しかいないと思って。お願いしに来た] 「……ちょっと迷ってる」 私がそう言うと、風磨の表情が曇った。 [不安?] 「うん……」 [今日終わったら、空いてる?] 「え?」 [少し話さない?] 私は少し迷ってから、 「……わかった」 と答えた。 [じゃ、あとで場所とかメールする] そう言って、風磨は立ち上がった。 仕事終わり。 風磨が指定してきた場所を見て、私は思わず立ち止まった。 そこは―― 昔、私たちが仕事帰りによく通った小料理屋だった。 「え……」 暖簾をくぐる。 「えっ!?〇〇ちゃん!?」 「めちゃくちゃ久しぶりじゃない!」 大将と女将さんが、昔と変わらない笑顔で迎えてくれた。 「覚えててくれたんですか?」 「忘れるわけないじゃない!」 昔話をするうちに、自然と笑ってしまう。 あの頃のこと。 仕事の愚痴。 くだらない話。 何度も一緒に食べた料理。 「懐かしいね」 「うん……」 しばらくして風磨がやってきて、昔話に花を咲かせたあと、私たちは個室へ移動した。 [……で] 風磨が真剣な顔になる。 [出向するのに、何か不安なことある?] 私は少し黙ってから、正直に話した。 「……今、彼氏と同棲してるの」 [……そっか] 「それに……私、遠距離が無理なの」 [うん] 「そっちで仕事してみたい気持ちはある。でも……かなり迷ってる」 風磨はしばらく黙っていた。 そして、 [彼氏……できるよなぁ。そりゃ] 苦笑する。 [〇〇、綺麗だもんな] 「……なにそれ」 [いや、普通に思っただけ] 少し笑ってから、風磨は真っ直ぐ私を見た。 [でも……俺、あのときのこと、めちゃくちゃ後悔してる] 「……」 [あのとき、〇〇が遠距離は無理って言っただろ?] 私は黙って頷く。 [俺は……〇〇の気持ちを優先した] 風磨はグラスを見つめながら続けた。 [本当は、離れたくなかった。でも、〇〇がそう言うならって……自分の気持ちを飲み込んだ] 「……風磨」 [あれからずっと、忘れられなかった] 胸が、ドクンと鳴った。 [誰かといい感じになっても、どうしても〇〇が俺の中で大きくてさ] 風磨は笑った。 [だから今回、チャンスだと思った] 「……」 [もし、今の彼氏と遠距離が無理だと思って別れるとしても……俺がいるから] その言葉に、胸が揺れる。 [俺はもう、絶対後悔したくない] そして―― [別れなかったとしても、俺は全力でアピールする。四ヶ月で〇〇を落とすつもりだから] 真っ直ぐすぎる言葉。 昔と変わらない、その目。 また胸がドキッとした。 「……実は」 私は、昨夜のことを話した。 「彼氏と喧嘩して……俺達ちゃんと距離置こうって言われてる」 風磨の顔から笑みが消えた。 [……そっか] 「だから余計に……わからなくなってる」 しばらく沈黙が流れた 「ちゃんと彼氏と話してから決める。 だからまだ……決められない」 私はそう言った。 風磨は静かに頷いた。 [わかった] その帰り道。 私はずっと考えていた。 風磨と嫌いで別れたわけじゃない。 でも、今の私には―― 拓人がいる。 そして今、その拓人と喧嘩して、距離を置こうと言われている。 家に帰ると、リビングのソファーに拓人が座っていた。 明らかに不機嫌そうな顔。 「あっ……」 私はそこで気づいた。 連絡するのを忘れていた。 「ごめん、拓人。今日ちょっと会社の人と話があって……連絡するの忘れてた」 『ふーん……』 拓人が私を見る。 『飲み会だっただけじゃないの?』 「え?」 『お酒臭いし』 「昔通ってた小料理屋に行ったの。話しながら、ご飯とお酒、少し飲んできただけ」 『……』 「そんなに悪かった?自分だって連絡なしで会食とか飲み会とかいっぱいしてるじゃん」 『は?何キレてんの?』 「自分はよくて私はダメなの?意味わかんない」 『……』 「もういい」 私はそのまま部屋へ入った。 こんな事言いたい訳じゃないのに… しばらくして、 コンコン。 ドアがノックされた。 『……俺達ちゃんと距離置こう』 胸が締めつけられる。 『……考えといて』 足音が遠ざかる。 私はベッドに座ったまま、動けなかった。 俺達ちゃんと距離置こう。 同棲している。 つまり―― どちらかが出ていく。 ……私だよね。 「……どうしよう」 その瞬間。 頭に浮かんだのは―― 四ヶ月の出向の話だった。。。 #timelesz #寺西拓人 #菊池風磨 #なかった想い出 

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🎂周杜HAPPY BIRTHDAY🎂 #timelesz#猪俣周杜#HAPPYBIRTHDAY

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ふいに君を思い出す…🩵 #timelesz#寺西拓人#なかった想い出

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こんなメロい推しはいかが? #BIMOBIMO #BIMOBIMOサマー #ビモビモ

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ある日、一通の封筒が届いた。 差出人を見た瞬間、私は思わず動きを止めた。 元カレ。 今まで付き合った中で、一番長い時間を一緒に過ごした人。 好きだった時間も、喧嘩した時間も、人として成長した時間も全部そこにあった。 だけど長く一緒にいすぎて、お互いの気持ちがわからなくなり、静かに別れた。 共通の友達は今でも多くて、時々開かれる同窓会には彼も来ていた。 だから私は、自然と参加しなくなっていた。 拓人と付き合い始めてからは、一度も行っていない。 そんな私の元へ届いたのは── 結婚式の招待状。 「……なんで?」 名前を見つめながら、小さくつぶやく。 周りの友達から聞いていた。 元カレに彼女ができて、その彼女は束縛が激しいこと。 そして、会ったこともない私をかなり警戒しているらしいこと。 「会ったこともないのに……。」 そう思っていると、後ろから拓人が顔を覗かせた。 『手紙?誰から?……なんかすごい険しい顔してるけど。』 「あー……結婚式の招待状。」 『そうなの?……あっ!元カレとか?』 私は少しだけ間を空けて答えた。 「…………うん。」 『え?マジで?なんで?』 「わかんなぃ……。」 『どうすんの?行くの?』 「うーん……。」 私は封筒を見つめながら話した。 「昔からの友達の一人ではあるんだけど……拓人と付き合ってから同窓会も行ってないし……なんで今さら呼ぶんだろ。」 拓人は腕を組みながら言った。 『誰かに聞いてみたら?』 「……そうだよね。」 私は共通の友達へ連絡した。 《え?招待状きたの?》 「うん。」 《あー……でも、あの子ならやるかも。》 「どういうこと?」 《元カレの彼女、〇〇のこと敵視してる感じだったんだよね。私もどんな人か聞かれたし。》 「なんで?会ったこともないのに?」 《元カレが何か話してるんじゃない?》 「なにそれ……私とばっちりじゃん。」 《でも私たちも行くし、久々に会いたいなー。》 私は思わず笑った。 「それは……ある。」 《彼氏に相談してみな!》 その夜。 私は友達との会話をそのまま拓人へ話した。 拓人は少し考えてから言った。 『そっか……行ってきたら?』 「え?」 『同窓会も我慢してたじゃん。結婚式だし。帰りは俺が迎え行く。』 「うーん……。」 『何が引っかかってる?』 私は正直な気持ちを話した。 「元カレの彼女……もう奥さんか。 なんで自分の旦那の元カノを結婚式に呼ぶのかなって。 私なら絶対呼ばない。」 拓人は少し考えて笑った。 『その人じゃないから本当の理由はわかんないけど…… “結婚したのは私です”って見せたかったとか?』 「……そんなことする?」 『人によるでしょ。 でも、それか元カレ本人が呼んでるか。』 「そうかな……。」 『どっちにしても行ってきなよ。』 少し真剣な顔になる。 『でも帰りは必ず迎えに行く。』 「ありがとう。」 私はようやく笑えた。 ── そして迎えた当日。 ヘアセットをして、少し華やかなメイク。 淡いブルーグレーのドレスに身を包み、リビングへ出る。 拓人は私を見た瞬間、完全に固まった。 (……やば。) (可愛すぎる。) (行ってこいなんて言わなきゃよかった。) 「どうかな?」 私はくるりと一回転する。 「変じゃない?」 拓人は数秒黙ったあと、小さく笑う。 『……めちゃくちゃ可愛い。』 「ほんと?」 『ぶっちゃけ……行かせたくない。』 「は?」 『絶対誰か口説く。』 私は吹き出した。 「同窓会だよ?」 『二次会あるんだろ?』 「うん。」 『絶対迎え行く。』 「タクシーでもいいよ?」 『いや。』 拓人は即答した。 『絶対行く。』 「ふふっ、わかった。」 ── 送り出したあと。 俺は家で落ち着かなかった。 テレビをつけても頭に入らない。 ゲームをしても負ける。 時計ばかり見ていた。 (今頃乾杯してるかな。) (男、いるよな。) (元カレ……いるよな。) 考えれば考えるほど、胸がざわついた。 ── 二次会。 久しぶりに会う友達。 笑い声。 懐かしい話。 本当に楽しかった。 その時だった。 〔〇〇さん……ですか?〕 振り返ると、新郎新婦が立っていた。 「はじめまして。今日は本当におめでとうございます。」 〔ありがとうございます。〕 笑顔だった。 でも、新婦さんの視線は私を頭から足先までゆっくりと見ていた。 元カレが笑う。 《〇〇、久しぶり!》 「今日はおめでとう。」 《ありがとう!》 その瞬間。 新婦さんは元カレの腕をぎゅっと抱き寄せて笑った。 〔実は…… 元カレさん、〇〇さんはこうだった、ああだったって私と比べることが多くて。 だから一度会ってみたかったんです。〕 私は息を止めた。 〔会えてよかったです。〕 元カレは苦笑した。 《え?俺そんな言ってた?》 〔言ってた。〕 《……ごめん。》 その一言で、全部理解した。 だから呼ばれたんだ。 ── その後。 友達が《ちょっと話してきなよ。》と背中を押した。 私は元カレと庭へ出た。 夜風が心地いい。 《久しぶり。》 「うん。」 昔話。 笑い話。 別れた日のこと。 お互い謝れなかったこと。 ようやく言葉にできた。 元カレは静かに笑った。 《俺さ……。》 「うん。」 《結婚するのに最低だよな。》 「……。」 《でも。》 彼は私を見た。 《やっぱり最後まで好きだった。》 私は目を閉じた。 「ありがとう。」 「でも私はもう違うよ。」 《知ってる。》 「拓人がいる。」 《……うん。》 「今はね、ちゃんと前を向いて笑えてる。」 元カレは少し泣きそうに笑った。 《幸せなんだな。》 「うん。」 《それ聞けてよかった。》 少し沈黙が流れる。 《最後にさ。》 そう言って彼が一歩近づく。 《ハグくらい──》 その瞬間だった。 『……それ以上はダメです。』 低い声。 振り向くと柱の影から拓人が歩いてきた。 真っ直ぐ私の隣へ来て肩を抱く。 『俺のなんで。』 静かな笑顔。 でも目だけは笑っていない。 『もう返してもらっていいですか?』 その場にいた友達がざわつく。 《うわ、彼氏きた。》 《イケメンすぎ。》 《やば、ドラマみたい…。》 私は思わず笑ってしまった。 「迎え来てくれたんだ。」 『約束したから。』 そう言うと拓人は私の後頭部へそっと手を添えた。 そして。 みんなの前で優しく唇を重ねる。 一瞬だけ。 でも十分伝わるキスだった。 「た、拓人っ!」 私は顔を真っ赤にする。 友達は拍手しながら笑う。 《熱っ!》 《映画じゃん!》 《ごちそうさまー!》 笑い声に包まれる中、拓人は少し照れたように笑った。 『帰ろ。』 「もう!」 私は照れながらも、その手をぎゅっと握り返した。 そのまま二人で会場をあとにした。 ── 車に乗った瞬間。 ドアが閉まる。 静かな車内。 次の瞬間。 拓人は私を引き寄せ、さっきよりずっと深く唇を重ねた。 突然のキスに私は目を丸くする。 「……た、拓人?」 彼は少し困ったように笑った。 『ごめん。』 「え?」 『元カレと話してるの……少し聞いちゃった。』 「えっ!」 『本当は聞くつもりなかった。』 「……。」 『でも。』 少しだけ寂しそうに笑う。 『めちゃくちゃ嫉妬した。』 私は何も言えなかった。 『俺の知らない〇〇が笑ってて。』 『昔の思い出話して。』 『俺が知らない時間を共有してる二人を見たら……苦しかった。』 彼は私の手をぎゅっと握る。 『ハグはダメだろって思った。』 『だから止めた。』 少し拗ねたように笑う。 『〇〇は俺のだから。』 『ちゃんと自覚して。』 私はその言葉に照れながら笑った。 「……はい。」 『それと。』 耳元で小さく囁く。 『帰ったら……いっぱい甘えさせて。』 私は真っ赤になって肩を軽く叩く。 「もう……。」 『嫌?』 「……嫌じゃない。」 拓人は嬉しそうに笑った。 『よかった。』 車は夜の街をゆっくり走り出す。 バックミラーには、少しずつ遠ざかる結婚式場。 あの恋は、あそこで終わった。 でも今、私の隣には── 嫉妬して、不器用で、少し独占欲が強くて。 それでも誰よりも私を大切にしてくれる人がいる。 私はそっと拓人の手を握った。 その手はすぐに握り返してくれる。 『帰ろ。』 「うん。」 今度は迷いなく笑って答えた。 私が帰る場所は、もうここだから。 #timelesz #寺西拓人 #妄想ストーリー

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#BIMOBIMO

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なかった想い出…🩵 #timelesz#寺西拓人#なかった想い出

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