TikTok PR投稿の予測再生数のしくみ
SparkRadarの「PR投稿の効果予測」は、そのクリエイターにPR投稿を依頼したとき、投稿から約30日後に再生数・保存数・いいね数・シェア数・コメント数がどれくらいになりそうかを示す目安です。ここでは、計算の方法・使っているデータ・精度・限界を、隠さずに説明します。
1. 予測の考え方
- AIの推測ではなく、SparkRadarが保存しているTikTokの公開投稿データから、統計で計算しています(AIは、PR投稿の商品ジャンルの分類にだけ使います)。
- 再生数は、投稿ごとに桁が変わるほど差が出ます。そのため、平均ではなく中央値と、対数の計算を使っています。
- 答えは1つの数字ではなく、「予測」と「半分の確率で入る範囲(幅)」の組み合わせで示します。
2. 使っているデータ
- 数字が落ち着いた投稿だけを使います。投稿から30日たって数字が確定した投稿、または投稿から14日以上たって取得した投稿です。投稿直後の伸びている途中の数字は使いません。
- 新しい投稿ほど重く数えます(60日前の投稿は、今の投稿の半分の重さ)。使うのは、新しい順に最大150件です。
- 投稿は、PR投稿と通常の投稿に分けて扱います。
3. 計算の4ステップ
- 基準:そのクリエイターの通常の投稿の再生数の中央値です。PR投稿を混ぜないので、「普段の力」が分かります。
- 伸び傾向:直近180日の再生数の上がり下がりです。伸びている人は上方向に、下がっている人は下方向に補正します(0.5〜2倍の範囲。投稿が少ないときは補正しません)。
- PR投稿の倍率:PR投稿は、基準に対して何倍になるかで見ます。そのクリエイター自身のPR投稿の実績(中央値と、上位の伸びを反映した値)と、同じフォロワー帯のPR投稿の平均を、PR実績の件数に応じた割合で混ぜます。実績が多い人ほど本人の実績を重視し、少ない人ほどフォロワー帯の平均に近づけます。
- 幅:PR投稿ごとのばらつき、PR実績が少ないことによる倍率の不確かさ、基準の不確かさを合わせて計算します。実績が少ないクリエイターほど、幅が広くなります。
計算の例(数字は説明用の仮のものです)
通常の投稿の再生数の中央値:100,000回 → 伸び傾向:×1.1(上昇中) → PR投稿の倍率:×0.8
予測 = 100,000 × 1.1 × 0.8 = 約88,000回(投稿から約30日後)
保存数・いいね数・シェア数・コメント数は、「予測再生数 × そのクリエイターの再生数に対する割合(PR投稿が3件以上あれば、PR投稿の割合)」で計算します。
4. 商品を設定したとき(企業VIP会員)
PRしたい商品のジャンル・ブランドを設定すると、そのジャンル・ブランドで過去にPR投稿がどれくらい伸びたかの実績で補正します。また、クリエイターが普段と違うジャンルをPRする場合は、結果のばらつきが大きくなる傾向があるため、幅を約14%広げます(平均の数字は変えません)。
5. 精度(答え合わせの結果)
直近の答え合わせ(2026-10):確定済みのPR投稿を、その投稿より前のデータだけで予測して、実際の再生数と比べました。
| 比べた件数 | 400件 |
|---|---|
| 誤差の中央値 | 約2.1倍 |
| 実際の再生数が幅に入った割合 | 50%(目標は約50%) |
| 誤差が2倍以内に収まった割合 | 47% |
- 毎月1日に、事前に使うデータ(フォロワー帯ごとの平均など)と幅の調整を自動で計算し直し、精度が悪くなる場合は更新しません。
- サイトに表示した予測は毎月保存し、その月に投稿されて30日たったPR投稿と比べる「実際の的中」の追跡も行います。
6. 予測の限界(ご利用前にお読みください)
- ひとつの投稿の再生数は、大きくぶれます。誤差の中央値が約2倍あるのは、そのためです。予測は保証ではなく、依頼先を選ぶための目安です。
- 商品・ブランドの人気、投稿の内容や出来栄え、投稿の時期、TikTokのアルゴリズムによって、実際の再生数は大きく変わります。
- PR投稿の実績が少ないクリエイターは、予測が不確かです。画面の「予測のぶれやすさ」と、幅をあわせてご確認ください。
- クリエイターが予測の表示をオフにしている場合は、表示されません。
よくある質問
- 予測再生数は、AIが予想しているのですか?
- いいえ。AIの推測ではなく、SparkRadarが保存している過去の投稿データから、統計で計算しています。AIは、投稿の商品ジャンルの分類にだけ使っています。
- 予測再生数は、いつ時点の数字ですか?
- 投稿から約30日後の再生数の目安です。投稿直後の数日間の再生数ではありません。
- どれくらい当たりますか?
- ひとつの投稿の再生数は大きくぶれるため、誤差の中央値は約2倍です。「半分の確率で入る範囲」として幅を示し、実際の再生数がその幅に入る割合が約50%になるよう、毎月答え合わせをして調整しています。
- PR投稿が少ないクリエイターの予測は信頼できますか?
- PR投稿の実績が少ないほど、予測は不確かになります。その場合は、同じフォロワー帯のPR投稿の平均で補い、予測の幅を広げて、「ぶれやすさ」を表示しています。
- 商品を設定すると何が変わりますか?
- 商品のジャンル・ブランドごとの実績で補正します。普段と違うジャンルをPRする場合は、結果のばらつきが大きくなるため、幅を約14%広げます。
- クリエイターは予測を非表示にできますか?
- はい。クリエイターは、マイページの非公開設定から、効果予測・PR以外の投稿との比較の表示をオフにできます。